
届いた覚えのない荷物——
それは個人情報流出の証拠かもしれない
「送り付け詐欺」2025年新手口を完全解説
「捨てていいの?」「お金を払わないといけないの?」——実は法律上、注文していない商品は即処分できます。しかし2025年は荷物の中のQRコードでフィッシング被害に遭う「複合型」が急増中。正しい対処法を知って被害ゼロに。
送り付け関連相談数
(2024年推計)
2023→2024年比
相談増加率
(クイッシング詐欺)
との複合が本格化
📋 この記事でわかること
送り付け詐欺とは?3つの手口
「送り付け詐欺」とは、注文していない商品を勝手に送りつけ、受け取った相手に代金を支払わせようとする詐欺の総称です。かつては海産物(カニ・ウニなど)が定番でしたが、2020年代に入ってから手口が急速に多様化・巧妙化しています。
ある日、見覚えのない中国語の表示がある小包が届いた。中にはアクセサリーと小さなカード。カードには「お気に召しましたら、ぜひレビューを投稿してください」とQRコードが印刷されていた。「無料でもらえるなら」とQRを読み込むと偽のAmazonログイン画面が表示。IDとパスワードを入力してしまい、アカウントが乗っ取られクレジットカードで不正購入された。
ブラッシング詐欺+クイッシングの複合型が急増
2025年に最も警戒が必要なのが、「ブラッシング詐欺」と「クイッシング詐欺」を組み合わせた複合型手口です。単なる迷惑行為だったブラッシング詐欺が、深刻な金融被害を生む犯罪に進化しました。
荷物が届く
QRコード同梱
QR読み込み
偽サイトへ誘導
情報・金銭被害
QRコードはURLが直接見えないため、フィッシングリンクと気づきにくい。スマートフォンで読み込むと即座に偽サイトへ飛ばされる。
なぜ「無料で商品を送る」のか?犯罪組織の目的
送りつけられやすい商品の種類
被害データ:相談件数の推移と現状
コロナ禍で
最高値を記録
法改正後
一時減少
ブラッシング型急増
で再び上昇
被害を受けやすい人の特徴
【重要】法律上の対処法:即処分してOK
注文していない商品は届いた日から「即日処分可能」になりました
改正前は「14日間保管義務」がありましたが、2021年7月6日施行の改正法により廃止されました。現在は送り付けられた商品を「いつでも」「どのように」処分しても、受取人に法的義務は一切生じません。代金支払い義務もありません。
届いたときの正しい対処フロー
- 業者に連絡する(さらに要求が来る)
- QRコードを読み込む
- お礼にレビューを投稿する
- 梱包を大切に保管しようとする
- 「無料なんだから大丈夫」と安心する
- 自分で返送しようとする
- 開封せず受け取り拒否(任意)
- 荷物・送り状を撮影して記録
- QRコードは読まずに処分
- 即日処分してOK(法律上問題なし)
- 個人情報流出を疑いパスワード見直し
- 消費者ホットライン(188)へ相談
あなたの住所はなぜ流出したのか
見覚えのない荷物が届いた=あなたの個人情報(特に住所)が不正に流通している証拠です。これは単なる迷惑行為ではなく、深刻な個人情報侵害です。
個人情報が流出する主な経路
自分の情報が漏洩しているか確認する方法
今すぐできる6つの対策
送り付け詐欺・ブラッシング詐欺の被害を防ぐには、「情報を守る」「届いたときに正しく対処する」「二次被害を防ぐ」の3段階での備えが重要です。
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🔒 ECサイトのパスワードを強力なものに変更する不審な荷物が届いたら、まず利用中のECサイト(Amazon・楽天等)のパスワードを変更。各サービスで異なるパスワードを設定し、二段階認証を必ず有効にする。
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📱 QRコードは絶対に読み込まない荷物に同梱されたQRコードは、フィッシングサイトへの誘導リンクである可能性が極めて高い。「レビュー投稿のお願い」「保証登録」「アンケート」などの名目でも読み込み厳禁。
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📮 宅配便の受け取り設定を見直すヤマト運輸・佐川急便などの宅配各社のアプリで「不在通知のみ受け取る」「宅配ボックス利用」など、対面受取を減らす設定に変更する。
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🗑️ 届いた商品は即処分してOK(2021年法改正後)特定商取引法の改正により、注文していない商品は届いた日から即日処分が可能。業者への連絡・返品・保管は一切不要。処分しても法的問題なし。
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🛡️ 登録済みサービスの個人情報を棚卸しする利用していないECサイトやアプリのアカウントを削除。住所登録があるサービスを最小限に絞る。「Have I Been Pwned」で漏洩確認も実施する。
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📞 しつこい請求には消費者ホットライン(188)へ業者から「代金を払え」「返品しろ」と連絡が来ても一切無視してOK。繰り返す場合は消費者ホットライン(188)、脅迫的な場合は警察(110)に相談。
さらに巧妙化する——2026年以降の脅威予測
送り付け詐欺・ブラッシング詐欺は、テクノロジーの進化と規制強化のイタチごっこの中でさらなる進化が予測されています。2026年以降の脅威を今から知っておくことが最大の防衛策です。
🔮 2026年以降に想定される送り付け詐欺の進化
まとめ:被害に遭ったときの相談窓口
📋 この記事のまとめ
📞 困ったときの相談窓口
代金請求・しつこい業者への対応。土日祝対応の窓口も。最寄りの消費生活センターへつながります。
脅迫的な請求や不審者が自宅に来た場合。被害届の提出もこちら。
同種被害情報の収集・注意喚起。Webから相談事例を検索できます。
QRコードを読み込んでしまった・マルウェア感染が心配な場合。
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