【注意喚起】“サポート詐欺”とは?
【2025年最新】サポート詐欺の手口と対策|偽警告で遠隔操作・銀行口座を狙う新型サイバー詐欺
🖥 IPA 2025年 相談件数急増中

突然の「ウイルス感染」画面——
絶対に電話してはいけない理由

パソコン・スマホに突然現れる「偽の警告画面」。恐怖で電話すると遠隔操作・銀行口座・個人情報がすべて奪われる。2025年も被害が急増するサポート詐欺の全手口と今すぐできる対策を解説。

1,084件 2025年Q1 IPA相談件数
(前四半期比+34.8%)
+43.9% 2025年Q1
ブロック件数前年同期比
100万円超 1件あたり最大被害額
(複数事例で報告)
⚠ この記事を読むべき人:パソコン・スマホで「ウイルス感染」や「セキュリティの問題を発見」という警告が出たことがある方。画面に電話番号が表示され「今すぐ電話を」と促された経験がある方。家族や高齢の親御さんにITを教えている方。
基礎知識

サポート詐欺とは何か?

「サポート詐欺」とは、ウェブ閲覧中に突然「ウイルス感染」「セキュリティ問題」などの偽の警告画面を全画面表示し、恐怖・不安を与えることで詐欺師のサポートセンターへ電話させる詐欺です。「テクニカルサポート詐欺」「偽セキュリティ警告詐欺」とも呼ばれます。

⚠ 重大なセキュリティ警告 ⚠
あなたのパソコンはウイルスに感染しています。
個人情報・クレジットカード情報・銀行口座が危険にさらされています。
今すぐ 0120-XXX-XXX にお電話ください
このウィンドウを閉じないでください。データが消去されます。
⛔ これは詐欺の偽警告の例です。実際には絶対に電話しないでください
📌 サポート詐欺の3大特徴

突然・全画面で現れる——警告音や大音量で驚かせて判断力を奪う
画面に「電話番号」が表示される——本物のOS・セキュリティソフトは電話番号を表示しない
「遠隔操作ソフト」のインストールを求める——インストール後は画面・操作・情報すべてが筒抜けになる

⚠ 絶対に覚えておくべき事実:マイクロソフト・Appleなどの本物のIT企業が「ウェブ経由でセキュリティ警告を出し、電話番号へかけるよう求める」ことは絶対にありません。この形式の警告は100%詐欺です。
最新データ

2025年最新データ:被害の深刻な実態

1,084件 2025年Q1 IPA
「偽警告」相談件数
(前四半期比+34.8%)
+43.9% 2025年Q1
テクニカルサポート詐欺
ブロック件数前年比
8.5億円 2025年上半期
サポート名目架空
請求詐欺被害額
679件 2025年上半期
警察庁認知件数
(サポート名目詐欺)
100万円超 1件あたり最大被害額
(複数事例あり)
スマホ急増 PC中心→スマホへ
被害デバイスが拡大
(2024〜2025年傾向)
📊 IPA「偽警告・サポート詐欺」相談件数の推移(四半期)
2022 Q4
月間519件(過去最高当時)
2023年
高水準が続く
2024年
スマホ被害が拡大
2025 Q2
912件(急増)
2025 Q1
1,084件(前Q比+34.8%)

※出典:IPA情報処理推進機構「情報セキュリティ安心相談窓口 相談状況」各四半期報告

📊 サポート詐欺の主なターゲット・勧誘経路(2025年 報告傾向)
Webサイト閲覧中の偽警告
92%
検索結果の偽サイト経由
62%
動画サイト・広告経由
48%
メール・SMS リンク経由
35%
スマホアプリ内広告
28%(急増中)

※各機関への被害相談をもとにした相対的な割合。重複あり。

サポート詐欺の相談件数は2025年Q1に前四半期比+34.8%で急増。
被害はPCだけでなくスマートフォンにも急拡大中。
識別方法

偽の警告画面:本物との見分け方

サポート詐欺の警告画面は一見本物そっくりに見えます。しかし本物のOS・セキュリティソフトの警告と比較すると、決定的な違いがあります

詐欺の偽警告の特徴
  • 画面全体を覆う(ブラウザ経由)
  • 大音量の警告音・音声アナウンス
  • 電話番号が大きく表示される
  • 「今すぐ電話を」「このウィンドウを閉じるな」
  • Microsoft・Appleロゴを無断使用
  • 「ウイルスを今すぐ除去」ボタン
  • カウントダウンタイマーがある
本物のセキュリティ警告の特徴
  • OSのシステム通知として表示される
  • 静かな通知音・または無音
  • 電話番号は絶対に表示しない
  • 「更新・スキャンの実行」を促すのみ
  • 公式アプリ・設定画面から確認できる
  • ブラウザを閉じると消える(偽物も消える)
  • 急かすような表現がない
💡 偽警告が出たときの「魔法の対処法」

ブラウザのウィンドウ(またはタブ)をそのまま閉じるだけで、偽警告の99%は消えます。「閉じると感染する」は嘘です。消えない場合は、ブラウザを強制終了(タスクマネージャー/Cmd+Q)してください。絶対に表示された電話番号に電話してはいけません。

被害の流れ

被害が拡大する「6ステップの罠」

1
🖥 突然の全画面「偽警告」で恐怖を与える
Webサイト閲覧中に突然画面が覆われ、大音量の警告音とともに「ウイルス感染」「データ消去」などの警告が表示。操作できないように見える演出で、ターゲットをパニック状態にする。
2
📞 「サポートセンター」への電話を誘導
「今すぐ0120-XXX-XXXにお電話ください」と電話番号を大きく表示。焦りと恐怖で判断力が低下した状態で電話させることが目的。
3
🤝 「親切なサポート担当者」が信頼を勝ち取る
電話に出る詐欺師は丁寧な言葉遣いで「問題を解決してあげます」と親身な対応を演じる。「マイクロソフトの認定エンジニア」などと肩書きを名乗ることも。
4
💻 「遠隔操作ソフト」のインストールを指示される
「診断のためにAnyDesk/TeamViewerをインストールしてください」と指示。インストールすると詐欺師がPCを完全操作できる状態になる。画面・ファイル・入力内容すべてが丸見えに。
5
💸 「サポート料・修理代」を要求される
遠隔操作中に「修復完了しました。サポート費用は◯万円です」と請求。クレジットカード番号・ネットバンキングIDを直接入力させたり、電子マネー・ギフトカードで支払わせるケースも多い。
6
🏦 銀行口座・個人情報の完全窃取
遠隔操作中にオンラインバンキングのパスワード・クレジットカード番号・マイナンバーなどを盗み取り、不正送金を実行。被害者が気づくのは通帳を確認した後というケースが多い。
📰 SUPPORT FRAUD NEWS 2025
2025年Q1 IPA相談件数が前四半期比+34.8%の1,084件に急増
IPAの情報セキュリティ安心相談窓口への「ウイルス検出の偽警告」相談が2025年第1四半期に1,084件と急増。前四半期の804件から大幅に増加し、依然として高い水準が続いている。
2025年 スマートフォンへの遠隔操作アプリ被害が急拡大
従来はPC中心だったサポート詐欺が、スマートフォンにも拡大。偽警告からスマホの遠隔操作アプリをインストールさせ、不正送金を行う手口が2024〜2025年に急増している(IPA報告)。
2024年〜2025年 PC起動時に「Windowsが更新を完了できなかった」偽警告が急増
ブラウザではなくPC起動時に全画面で偽のWindowsエラー画面と電話番号が表示され、デスクトップに戻れない状態にする新手口が報告。高齢者を中心に多数の被害が発生。
2025年 1件で100万円超の被害事例が複数報告
サポート詐欺1件あたりの平均被害額が上昇傾向。「サポート契約費用」「ウイルス除去費用」「個人情報保護プラン」など複数名目で繰り返し請求され、合計100万円以上の被害も複数確認。
手口解説

手口6パターン:こんな画面が出たら要注意

基本型
🖥
「ウイルス感染」全画面警告型
最もオーソドックスな手口。Web閲覧中に突然「あなたのPCはXXのウイルスに感染しています」と全画面表示。大音量の警告音と電話番号で今すぐ電話させる。
Windows偽装型
🪟
「Windows更新エラー」起動時警告型
PC起動時に「Windowsが更新を完了できませんでした」という偽のエラー画面が全画面表示。デスクトップに戻れないように見せかけてパニックにさせる2024〜2025年急増中の手口。
Apple偽装型
🍎
「Appleサポート」なりすまし型
Appleのロゴと公式デザインを模倣した偽警告をiPhoneやMacに表示。「AppleサポートID」が感染しているとして電話させる。iPhone利用者向けに急増中。
検索経由型
🔍
「検索上位の偽サポートサイト」型
「Windows サポート」「Mac ウイルス 除去」などで検索すると詐欺サイトが上位に表示される。電話番号だけが掲載された偽サポートサイトへ誘導し、電話させる。
スマホ特化型
📱
「スマホ遠隔操作アプリ」インストール型
スマートフォンで偽警告を表示後、遠隔操作アプリをインストールさせる。2024〜2025年に急増した新手口で、スマホ経由の不正送金・個人情報窃取被害が深刻化している。
継続請求型
🔄
「定期サポート契約」継続課金型
最初の「修理費用」を払った後も「年間サポート契約」「セキュリティ更新費用」などの名目で定期的に連絡が来る。被害者が信用してしまい、何度も支払わされるケースが多い。
即時対応

PC・スマホ別の対処法:偽警告が出たらこうする

💻
PCで偽警告が出た場合
① まずブラウザのタブ・ウィンドウを閉じる
閉じられない場合は Alt+F4(Windows)/ Cmd+Q(Mac)で強制終了。

② タスクマネージャーでブラウザを終了
Ctrl+Shift+Esc → 対象ブラウザを「タスクの終了」

③ 電源を切ってもOK
どうしても消えない場合は電源ボタン長押しで強制終了。データは失われません。
📱
スマホで偽警告が出た場合
① ブラウザアプリを閉じる(スワイプで終了)
ホームボタン/ジェスチャーで「最近使ったアプリ」からブラウザを上にスワイプ。

② 機内モードを有効化(一時的)
ネット接続を切断し、偽警告が再表示されるか確認する。

③ 遠隔操作アプリは絶対インストールしない
「診断のためにアプリをDLしてください」は詐欺確定。
✅ 最重要:偽警告が消えた後はセキュリティソフトでスキャンを実行してください。もし電話してしまった、または遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合は、すぐに下記の緊急対応を実施してください。
防衛策

5つの完全防衛策

  • 偽警告が出ても「絶対に電話しない」——これだけで9割防げる
    本物のMicrosoft・Apple・セキュリティ企業は「ウェブの警告画面から電話番号に電話させる」ことは絶対にありません。どんなに怖そうな警告でも、電話する前にまずブラウザを閉じてください。
  • 「遠隔操作ソフト」のインストール指示は詐欺確定・即拒否
    「AnyDesk」「TeamViewer」「QuickSupport」など遠隔操作ソフトのインストールを求められたら詐欺確定。インストールした場合はすぐにアンインストールし、パスワードを全変更してください。
  • OS・ブラウザ・セキュリティソフトを常に最新状態に保つ
    古いブラウザや脆弱なOSは偽警告が表示されやすくなります。自動更新を有効にし、セキュリティソフトのウイルス定義も最新化。Windowsの場合「Windows Defender」も無効化しないこと。
  • 「電子マネー・ギフトカード・暗号資産での支払い」は絶対に拒否
    サポート料金の支払い方法として「Amazonギフトカード」「iTunesカード」「ビットコイン」を求められたら詐欺確定。正規のIT企業がこのような方法で料金を受け取ることはありません。
  • 高齢の家族・デジタル不慣れな人に「偽警告の実例」を見せて共有する
    サポート詐欺の被害者は幅広い年齢層に及びますが、特に高齢者がターゲットになりやすい。「こんな画面が出ても電話しないで」と実例を見せることが最大の予防策になります。
セキュリティ強化

セキュリティを高める正しい方法

サポート詐欺に騙されないためには、「正しいセキュリティ知識」と「正規のサービスを利用する習慣」が最大の盾になります。焦りや恐怖を与える詐欺師の手口に対抗するには、冷静な判断ができる知識が必要です。

🛡️
セキュリティソフトの正規導入
ウイルスバスター・ESET・カスペルスキーなど、正規ルートで購入・インストールしたセキュリティソフトを使用。「無料で完全除去」をうたう偽セキュリティソフトに注意。
🔐
パスワードマネージャーの活用
遠隔操作されても入力済みパスワードを盗まれにくくする。1Password・Bitwardenなどの正規パスワードマネージャーを活用し、重要サービスは2段階認証を設定。
🌐
広告ブロッカーの導入
偽警告の多くは悪意のある広告経由で表示される。uBlock Originなどの信頼できる広告ブロッカーをブラウザに追加するだけで、偽警告の表示頻度を大幅に減らせる。
📚
IPAの「偽警告体験サイト」で予習
IPAが公開している「偽セキュリティ警告体験サイト」で実際の偽警告を安全に体験できる。家族に「こんな画面は詐欺」と実際に見せながら教えることが効果的。
緊急対応

被害に遭ったら:緊急対応4ステップ

「電話してしまった」「遠隔操作ソフトをインストールしてしまった」「カード番号を入力してしまった」——1分でも早い対応が被害を最小化します。

💻
STEP 1
PCを即シャットダウン
遠隔操作ソフトをインストールしてしまったら即座に電源オフ。インターネット接続を切断し、詐欺師のアクセスを遮断する。
🏦
STEP 2
銀行・カード会社へ緊急連絡
ネットバンキングIDやカード番号を伝えてしまった場合は即座に銀行・カード会社の不正利用窓口へ。口座停止・カード利用停止を依頼する。
🔑
STEP 3
パスワード全変更
別のデバイス(他のPC・スマホ)から、すべての重要サービス(銀行・SNS・メール・EC)のパスワードを即時変更。同じパスワードは使い回さない。
🗑️
STEP 4
遠隔操作ソフトを削除
AnyDesk・TeamViewer等をアンインストール。セキュリティソフトでフルスキャンを実施し、不審なプログラムを除去する。
👮
被害届・警察相談
被害の証拠(通話記録・画面録画・振込明細)を保存し、最寄りの警察署か「#9110」に相談。被害届を提出する。
📋
IPA・消費者庁へ相談
IPAの安心相談窓口・消費者ホットライン「188」に相談。技術的なサポートや被害回復手続きのアドバイスが受けられる。

📞 緊急連絡先一覧

#9110
警察相談専用電話
詐欺被害相談
188
消費者ホットライン
被害回復相談
IPA相談窓口
03-5978-7509
サイバー被害・偽警告相談
110
警察緊急電話
被害進行中の場合
2026年予測

⚡ 2026年:AI偽警告・スマホ被害がさらに拡大

🤖
AIが生成するパーソナライズド偽警告
AIがユーザーの名前・利用機器・地域情報をリアルタイムで取得し「山田さんのiPhone 15がXXに感染」と個人情報込みの偽警告を生成。見破ることがより困難になる。
📱
スマホ・タブレット専門型の急増
2025年に急増したスマホ向けサポート詐欺が2026年以降さらに本格化。PCに不慣れな高齢者がスマホに移行する中、スマホ特化の偽警告が最大の脅威になる。
🎙️
AI音声「Microsoftサポート担当者」詐欺
リアルタイムAI会話による「本物そっくりの英語・日本語サポート担当者」が普及。録音ではなくAIがリアルタイムで受け答えするため、従来の「自動音声らしさ」がなくなる。
🔗
サポート詐欺→投資詐欺への誘導型
「セキュリティを強化するために資産を守る投資が必要」と誘導し、サポート詐欺からSNS型投資詐欺へシームレスに移行する複合型詐欺が2026年に急増する見込み。

📋 まとめ:サポート詐欺から身を守る5原則

原則1
警告画面に電話番号が出ても絶対に電話しない。ブラウザを閉じるだけで消える。
原則2
遠隔操作ソフトのインストール指示は詐欺確定。絶対にインストールしない。
原則3
本物のMicrosoft・AppleはWeb経由で電話番号を提示しない。これは100%詐欺。
原則4
「電子マネー・ギフトカードでの支払い要求」は詐欺の最終確認サイン。即拒否。
原則5
高齢の家族に偽警告の例を見せて共有。知識があれば被害には遭わない。

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